シマシマ好きさんって多いですよね。
気がつけば今日もまたシマシマを手に取ってる。みたいに。
とりわけ理由が有るワケでもなく、無性に、店頭で見かけると
がっつり前のめりになるくらい無類のシマシマ好き。
みなさんと同じくらいに僕等もシマシマに対しては判断(セレクト)に迫られる
瞬間は比較的多い訳で、一歩間違えるとそれはもうコンビニで売られている電卓な様な
ポジションになる。いつ買うの的な。考え過ぎたりなんかしたら、
このボーダーはいつかどこかで交わるかもしれない。とかをも考えさせられるのです。
だからボーダーってセレクトするのも命がけ、いや、それなりの覚悟を決める訳です。
毎年毎年ボーダーアイテムは決断を迫りにやってきますが、よほど " こいつだ " と
思わない限り、そして自分の思う定義に叶っていない限りスルーします。
追い込まれない限り、" くさい球は振らない " です。
長年シマシマと付き合ってくると、シマシマの幅とか、色の組み合わせとか、
サイズ感とか形とか。それらが全部うまく手を取り合わなければいけません。
でも今季は見つけました。
このBYKUROで。
糸とか染めとか、縫いとか、完成されるまでの経緯とか、着て行った後の事とか、
なんかシマシマ愛好家の方に " シマシマですよ、どうぞ " みたいな置いてくる感の無さ、
ただただ売れれば良い、ってスタンスじゃないとこがまたいい。
これはシマシマ愛好家の方が何周かして行き着くようなシマシマだとも思うし、
シマシマのシマシマによるシマシマの為のシマシマなんですね。
一般的に上質とされているピマコットンのサンマル単糸。
青の部分はまだ糸のときにインディゴで染められ、この色までブリーチしたあと、
シマシマ柄の生地として織られています。ポケットには布帛の耳付きシャンブレーを
中縫いし、製品後の洗いで縮率によって膨らむ様に作られていますし、
もちろんインディゴなので着てゆく先には色落ちや変化も楽しめる特典まであります。
久しぶりに気分の上がるシマシマをセレクトした様な気がします。
小手先で売れてるシマシマ砂漠に少し放浪気味の方におススメしたいですね。
bykuro / Faded indigo border crew neck pocket tee
30/- indigo border knit fabric
¥10,000 (+ tax)
made in JAPAN.
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