リラックスアイテムの人気から、尖らず気張らないファッション、いわゆる
『ノーマル』な『ハードコア』な装いに人気がある中で、
" スウェット " や " ビッグシルエットコート"、" ゆるパンにスニーカー "
欧米において、そろそろ疲れ始めたストリートのファッショニスタたちが、
家族との時間や健康を重視した快適なライフスタイルを体現する形として
ローヒールやスニーカーをお洒落に着こなすといったことを始めたのがきっかけではない
か、と想像しています。
もちろんこれが全ての人に当てはまる訳ではありませんし、もっと他の着用動機もあります。
ただ、ここ2,3年にこのような着用動機の方達が増えたという事です。
" ユルい " と言われるファッションが最近取りざたされていますが、
あくまでも計算されたユルさ、着た人が洗練されなければいけませんし、" ぶかぶか " とは違います。
大きい要素としてまず生地、そしてカッティングパターン。
いつも思うのですが、ナゼ大きいシルエットなのに雑にも、不潔っぽくも、
だらしなさそうにも、安そうにも、子供っぽくも見えないんだろうと。
それは計算され尽くした上で表現できてるからなんですね。
それがエドウィナホールというデザイナー。エドウィナホールという服。
『 究極の普通 』そんな難しい事をこのブランドは突き抜けた感覚で他のブランドとは
とても異質なモノを放っています、カリスマ性と言うか。
普通を究極になんて出来るブランドもそうそうある訳ではない。
こんなスウェットもそのひとつ。
デザインを入れ様が無い普遍的なクルースウェットもエドウィナになれば違いが出る。
後身頃の生地面積を若干大きくカットし、着た時に膨らみ、お尻を包むように落ちて来ます。
きめ細かなポリ混の光沢感ある表面、そしてここの服を体感する最大のポイント、着心地。
マイクロフリースの様な裏地が見えるでしょうか。上質な毛布の様な毛質、肌に最高の
タッチをして来ます。これはホントすごいです。
普通だけど、普通じゃないんです。
これがエドウィナホールの服なんですね。
edwina horl / sweat
¥24,000 (+ tax)
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