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2016年9月7日水曜日

+ + + 16AW 、Levi's® Made & Crafted™ の始まりとヒントでのポジション。+ + +

そもそもこのブランドをセレクトしたのも、すごく若い頃から良くしてくれているショールームの方が居てですね、

自分よりも10歳くらい年上で、すんごく格好良いわけ。その方とは昔、ローガンってゆう

それはもう格好良いNYブランドを日本でハンドリングしててその時に知り合ったんですね。

オーガニックコットンの無地Tシャツにローガンのデニムパンツ姿がイケてて大人だなぁとか勝手に思ってたわけですが、

色んな事知ってて何周も回って自分のスタイルを持ってて。その方のセンスが好きなんですね。

その方とはなぜかず〜っと連絡を取っててお互いの近況なんかを話したりしてたそのある日、
長くなったけどこの " MADE & CRAFTED " を日本に輸入し流通させるって話しを聞いたわけ。

それがもう3年くらい前かな。でもヒントですぐにセレクトできるタイミングでは無かったので各シーズンの雰囲気だけはチェックしてただけなんだけど、

ずっと地域の販売店としての席を空けててくれて。

毎シーズン東京からヒントまで来てくれてたんです、営業ではなく自分に会いに。

ヒントの展開や提案、お客様のニーズを考えると相当な期間があったと思うんだけど、

その間にどんどんMADE&CRAFTEDは日本で成長し、認知され、有名百貨店やセレクトで取扱われだしたんです。

広告も一切無し、露出を一切行わず、リーバイスという歴史とこれから作る歴史の為に一時のトレンドで終わらせず、ずっとあり続けるスタンダードとしてのブランディング。

ヒントのタイミングというのが " ジーンズ " の提案について。といういちばん簡単そうで今となっては難しい部分をどうするか。だったんですね。

数あるジーンズブランド、メーカーからたった一つを選ぶつもりで居ましたから、w

並行する他ブランドとの相性とかもありますし、安易に手が出せなかったんですよ。汗

そして流れが来たクラシカルなファッションやビッグシルエット、懐古したかのようなルック。

ジーンズブランドとしての歴史を作ったリーバイスというブランド背景、そして生産背景、クラシカルなディティールと現代風のアレンジ。

ジーンズとしての原点回帰が自分自身でも出来そうでワクワクするし、要素がまとまったんですね。

リーバイスだけどリーバイスではなく、それは " MADE & CRAFTED " として、

アメリカでジーンズを初めて作ったブランドが最新のコンセプトとセンスで現代ファッションに溶け込むコレクションを古き良き時代の匂いを残し提案する。

そんな捉え方でセレクトを始めさせて頂きました。

エドウィナホールにだって、FFIXXEDにだって、ohtaにだって合わせたいし、
soeにだってサタデーズにだって合わせたい。

この MADE & CRAFTED がひとつルックに入る事で、右に倣った様なルックでなく、

" 合わせ方のセンス " みたいなものがその人の全体の雰囲気として出ればいいなぁと思っています。

このブランドはアメリカならではの土臭さや無骨さもあり、だけどモダンでオーセンティック、品もある。

製品後の洗いや乾いた感じのデニム、ビンテージのリプロダクト、特にスウェットなんかは

ミニマルで雰囲気が素晴らしいし着心地が最高にかったりする。